July 2010-February 2011
■From: 映像インスタレーション
「Eyeing Obscure」は、画像作品とそれを観る鑑賞者との新しい関係性についてアプローチした作品。
視覚解析プログラミングを利用することで、鑑賞者の視覚情報を「対象をじっと注視する時間」と解釈し、見続ければ見続けるほど、ぼやけた初期の画像から鮮明な画像へとなだらかに変化していく。しかし、ひとたび視線を外せば画像は瞬時に元の不鮮明なイメージに戻ってしまう。注視を半ば強制的に誘導させることで作品そのものに集中させ、イメージの遷移に没頭させる誘導装置の意味合いもこの作品は含んでいる。
私は写真を《みる》ことで鑑賞者自身にどのような影響をもたらすかに興味を抱き、そしてその影響もまた写真作品として表出できないものかと考えるようになった。そこで私は鑑賞者の《みる》という行為の不安定さ、曖昧さを視覚情報の一要素として拡張し関係性を構築してみることをこの作品で試みた。
より先端的なデジタルメディアが日進月歩台頭し続けている今、写真や映像などの視覚メディアはそれを《みる》鑑賞者自身の視覚的な行為自体に新しい方法論を模索されるべき時代なのかもしれない。「写真」という《みられる》媒体を鑑賞者がどのように捉えるか。それが画像表現媒体の形態や鑑賞法の新しい可能性に繋がるのではないだろうか。

2011.2.17-2.20 IAMAS2011 Graduation Exihibition @ソフトピアジャパン・センタービル(岐阜/大垣)
November 2009-March 2010
■Form: 映像インスタレーション
■Part: 企画、制作(アプリ開発)
iPhoneで撮影した写真を自動的に送信し、スクリーン上に降り積もる雪にように蓄積していくアプリ&インスタレーション作品。「無意識な所作によるライフログ」をコンセプトに、モバイルフォンとしてのiPhoneを日常的に持ち運ぶときの所作、位置情報、環境音など、「カメラを撮る」という行為よりも「携帯電話を持ち運ぶ」ときの無意識的な行動が撮影タイミングのトリガーとなる。撮影された写真はTwitPicの専用アカウントに自動的にアップロードされ、一画面上に撮影日時と写真が蓄積されていく。
2010.7.31-8.1 IAMAS OPEN HOUSE 2010 @IAMAS(岐阜/大垣)
2010.9.25 OOPS! - Open Ogaki Planetarium Session @スイトピアセンター コスモドーム(岐阜/大垣)
August-September 2010
■Form: iPhone・iPadアプリ http://itunes.apple.com/jp/app/id381235498?mt=8
■Part: コーディング(HTML/CSS)
昨年9月に大垣市で行われたイベント、「おおがきビエンナーレ」の会場地図をiPhone・iPad でも見れるようにアプリ化。マップ上にあるピンをタッチすることで展示内容などが記載されたコンテンツが表示される。株式会社ATR-Promotions が提供する「ちずぶらり」というFlash ベースのシステムを利用し、HTML/CSS でコーディングしコンテンツを制作した。

2010.9.22-9.26 おおがきビエンナーレ @大垣市
November 2009-March 2010
■Form: 映像インスタレーション
目以外の身体が目(視覚)を持ったらという想定で展開する映像インスタレーション作品。今作では両腕に視覚を置き、左右の腕それぞれが見た日常風景を切り取っている。椅子に座ってそのアームレストに腕をかけると映像が再生される。
何かを特徴的に捉えるでもなくただ有り体の日常が流れるその映像は、私の身体の軌跡であると同時にすべての人の身体軌跡にも近接している。それは身体の普遍的な共認識と言えるかもしれない。
2010.2.17-2.20 “ぐらぐら”IAMAS DSPコースプロジェクト展 @BASE by ELEPHANT(京都/二条)